歯は万病の元??

 このところ、NHKがテレビで盛んに「歯と全身の健康」について手を替え品を替え、取り上げていることに気が付いている方はいらっしゃるでしょうか?

 ためしてガッテン・各種健康番組 等々。私の父母に言わせると「もう ウンザリ!」。 それくらい何回もしつこい。興味のない視聴者でもこれは意識の中にはいります。

 内容はほぼ同一です。虫歯や歯周病を放置しておくと、全身の健康に良くない。具体的には糖尿病や心内膜炎が悪化する。在宅の方では肺炎の率が明らかに高くなる。だから健康のため、長生きのため歯をきちんと治療しなさい。残すのが無理な歯は抜歯したほうがむしろ良い。そんな感じです。

 実は、この内容は医学的に実証されたものです。諸外国を中心として、近年研究データが出され、虫歯や歯周病が全身の病気を悪化させることがはっきり数字として証明されています。

 と、なると逆に歯を治すことで全身の病気を改善させることも可能ということです。国家レベルでいえば、複雑な治療方法や高い薬に頼らずとも、より簡単でコストのかからない形で医療費を削減することが可能になります。NHKの真の狙いはここら辺ではないかと、私は睨んでいます。

 私の診療所でも歯周病で悪化した歯を抜いたところ、糖尿病のヘモグロビンの検査値が6.2から5.8の正常値まで下がった方が実際におりました。まんざらではないのです。

 国家レベルの狙いはさておいて、皆さん、やはり悪い歯はきちんと直しておきましょう。ただ単に痛い、噛めないの解消ばかりでなく、全身の健康のため、長生きのためと思ってくださいね。(松下 記)

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