2011年11月アーカイブ

27日の日曜日、静岡市内で(株)モリタ主催で総義歯に関してのセミナーの講演を行ってきました。

これならできる!即日よくなる義歯の調整方法~どこを診てどこを直せば患者さんが満足・納得するか~ 

上記のタイトルで、主として義歯の咬合の診断と調整方法について旧義歯、新義歯を通じて共通の手法で分かりやすく解説してきました。

義歯の使えるかどうかのポイントはバランスのとれた咬合関係です。それをおざなりにして外形を整えても、義歯は使えません。その単純な事実を受講した方々に分かっていただけるように努力しました。

インプラントが注目されている昨今ですが、義歯の需要はまだまだ衰えていないというのが私の実感です。
できるだけ多くの歯科医師の方々に正しい義歯の診かた、調整の方法を会得していただきたいと思います。

講演に際してはモリタやクラレの社員の方々、お付き合いしている技工所のデンティアの小池さんやスタッフの方々にお世話になりました。感謝いたします。

受講生の中に同級生の方もおりまして、久しぶりに懐かしい思いで嬉しかったです。機会があれば関東地区での同窓会をまたやりたいね、などと談笑しました。




Camera0000008_01.jpg 私は日本歯内療法学会の専門資格をもっていますので、その専門セミナーに参加聴講してきました。

 内容は診断と診査、治療計画の連携の再確認。歯髄疾患の診断名について。

 もうひとつは歯科用のコーンビームCTについての現時点での活用方法についてでした。

 いずれも日常臨床を見直す意味で有用な講義でした。

 会場では3月の地震で被災した同級生に会うことができ、診療所の再開の報を聞き、その状況をしばし聞いてきました。元気な姿を見ることが出来てうれしく思いました。おたがい健康に気をつけて無理をせず長く続けることを約してお別れしました。

 

 

 

 このところ、NHKがテレビで盛んに「歯と全身の健康」について手を替え品を替え、取り上げていることに気が付いている方はいらっしゃるでしょうか?

 ためしてガッテン・各種健康番組 等々。私の父母に言わせると「もう ウンザリ!」。 それくらい何回もしつこい。興味のない視聴者でもこれは意識の中にはいります。

 内容はほぼ同一です。虫歯や歯周病を放置しておくと、全身の健康に良くない。具体的には糖尿病や心内膜炎が悪化する。在宅の方では肺炎の率が明らかに高くなる。だから健康のため、長生きのため歯をきちんと治療しなさい。残すのが無理な歯は抜歯したほうがむしろ良い。そんな感じです。

 実は、この内容は医学的に実証されたものです。諸外国を中心として、近年研究データが出され、虫歯や歯周病が全身の病気を悪化させることがはっきり数字として証明されています。

 と、なると逆に歯を治すことで全身の病気を改善させることも可能ということです。国家レベルでいえば、複雑な治療方法や高い薬に頼らずとも、より簡単でコストのかからない形で医療費を削減することが可能になります。NHKの真の狙いはここら辺ではないかと、私は睨んでいます。

 私の診療所でも歯周病で悪化した歯を抜いたところ、糖尿病のヘモグロビンの検査値が6.2から5.8の正常値まで下がった方が実際におりました。まんざらではないのです。

 国家レベルの狙いはさておいて、皆さん、やはり悪い歯はきちんと直しておきましょう。ただ単に痛い、噛めないの解消ばかりでなく、全身の健康のため、長生きのためと思ってくださいね。(松下 記)

BPS義歯



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